新型コロナウイルスの影響で市場からマスクが無くなっています。
先日、菅官房長官はマスク不足が解消する旨のコメントを出しましたが本当なのでしょうか?
マスクを供給する企業の立場から考えれば、状況が見えてきそうです。
マスクの品薄はまだ続くのか?
マスクの品薄はまだ続くと思われます。
少なくとも菅官房長官のコメントのようにすぐに解消するような状況にはありません。
医療関係機関はともかく、一般市場にマスクが十分に出るのはまだまだ先で、いつ解消されるかはまったく分からない状況です。
*(2/20追記)製紙連の矢嶋会長はマスクの品薄は当面続くとコメントを発表しました。
なぜマスクの品薄が続くのか?
市場に出るマスクの量より買いたい人が多いからこうなるわけですが、その裏には少し複雑な事情があります。
今売られているマスクは中国で大量に作られています。今回の震源地である武漢でも作られています。
ですから、そもそも作ることができていないのです。
もちろん、韓国など中国以外で作られているものもありますが、輸送機能が麻痺している状況で、かつ、それぞれの国でもマスクの需要は一気に高まっていて国外に出す体制にないのです。
それでも、わずかでも、市場にはマスクは出ています。これにも背景があります。
全国のドラッグ、スーパー、ホームセンターなどはマスクを仕入れたくてたまりません。特に、私たちが名前をよく知っているような大手の小売店は卸やメーカーに大きな影響力を持っているので、わずかなであっても仕入れることができるのです。
しかし、メーカーや卸もひとつの小売店にだけ出すわけにはいきません。そこで、出す量をコントロールしているのです。例えば、10ケース注文が来たら、1ケースだけ出すというように、注文よりはるかに少ない数量を出して、何とか最低限の供給をしているのです。
マスクが買える可能性が高い場所とは?
①新規オープン店舗
ほぼ確実に買える場所は、新しくオープンしたばかりの小売店です。オープンしたばかりで棚を空にするわけにはいきませんので優先的に販売されます。ただ、現状ではオープン初日に無くなる可能性が高いでしょう。
②よく売れている店舗
お客さんが多く売り上げが高い店舗には企業は優先的に商品を並べます。お住まいの地域で一番お客さんが多い店舗にはマスクが少量ですが定期的に入ってくるでしょう。
いかがでしょうか。
今回は、企業分析の視点から、マスクの供給を考えてみました。しばらく、この状況は続きそうですので、時間があれば、お客さんが多い店の、マスク売り場は定期的に見るようにしてください。